2017.10.23-29 アーツイン丸の内「優美な屍骸」

アーツイン丸の内の新丸ビルでの展示「優美な屍骸」(~10/29)にてサウンドインスタレーション「Between Noise and Musical Sound Ⅱ」を出展しています。

「藝大アーツイン丸の内2017」というのは、東京藝大と三菱地所株式会社が丸の内からアートを発信するイベントで、建築科の学生が企画した「優美な死骸」という作品展示に参加しています。これはシュルレアリスムの「優美な死骸」という、集団での制作による偶然性や整合・不整合性を楽しむ手法を用い、様々な学科の学生が住宅への個人的な思いを込めた作品をあくまでも個々に制作し、展示会場にてそれらを持ち合わせそこで初めて住宅を構成するという企画です。


僕は演奏ではなく、「生活音(いわゆるノイズと呼ばれる音)と楽音との差とはなんだろうか。ノイズだって音を楽しめさえすれば音楽と呼べるのではないか。音楽はそもそも、肩肘はって聴かずとも音そのものを楽しめればそれでいいのではないか」という考えのもと作成したオーディオ作品を展示しています。

プロトタイプ(Between Noise and Musical Sounds)はYouTubeにアップしてありますので、もし良ければ御覧ください。

今回の「Between Noise and Musical Sound Ⅱ」では包丁で玉ねぎを切る音を素材に、Max7を用いた周波数解析を経て楽音へと変化させています。2分ほどの短い作品です。


他の作品もアツい作品揃いです。29日までの展示期間中に是非一度足をお運びください!

梨本卓幹

1995年長野県千曲市生まれ。東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コース、東京藝術大学音楽学部ピアノ科を卒業。その後2020年ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院にて修士号ディプロマを取得。ソロ以外にもピアノトリオ《Trio Roppi》や現代音楽ピアノデュオ《梨本宮里ピアノデュオ》、また即興演奏やライブエレクトロニクスを用いた新曲初演など、多岐にわたって活躍を見せる新進気鋭のピアニスト。