Piano Zyklusユダヤと音楽「収容所の音楽」終演!
2019年12月28日、長野県の竹風堂 善光寺大門店3階にある大門ホールにて、Piano Zyklus「ユダヤと音楽」の最終回『収容所の音楽』が開催されました。
強制収容所で命を奪われた作曲家に焦点を当てた今回のコンサート。
加藤晃氏の重く素晴らしいレクチャートークによって生み出される辛辣な雰囲気と、彼ら作曲家が残した悲痛なまでのピュアさ、複雑さ、そしてそれらの融合して生まれる寒気にも似た空気感・・・ そんな感覚が伝わっていたらと思います。
演奏曲目は、サックスの山本直哉氏とErwin SchulhoffのHot-Sonata。
ピアノソロで、Pavel Haasの組曲Op.13。
そしてメゾソプラノの加藤文絵さんと、Ilse Weberの歌曲「Ich wandre durch Theresienstadt(私はテレジエンシュタットをさまよう)」と「Wiegala(子守唄)」、そしてVictor Ullmannの「BERYOZKELE(白樺)」の3曲。
どの曲も、日本では滅多に接することのできない作品ばかりでした。
お越しいただいた80名にも及ぶみなさま、ありがとうございました。
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ちなみにこの日は星空が本当に美しくて、帰宅後に小一時間カメラを担いで夜空を見上げていたのでした笑
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